こんにちは、モモです。(@_momo.healing_)
たまたま手に取った“トラウマ” を切り口にした本が、 わたしの中の研究テーマを一気に統合してくれたような感覚があって、 めちゃくちゃ興奮しています。
長年研究してきて感じるのは、
「生きづらさ」は単一の原因ではなく、
先天的な気質(神経生物学的特性)と、後天的な環境・経験(発達歴)が複雑に相互作用した結果として現れるということ。
その裏付けを、セッションや実体験から考察してきました。
今回読んでいるのは、『発達性トラウマ「生きづらさ」の正体』です。
ポチップ
まだ整理しきれていないのですが、
書きたいこと、伝えたいことが、あふれてきていて💦
まずは本に掲載されていた「自己理解を助けるためのチェックリスト」をご紹介しますね。
(○○診断テストじゃなくて、自己理解を助けるっていうネーミングが好き。)
自己理解のためのトラウマチェックリスト
A. 現在、以下のいずれかの状況、状態にあてはまりますか?
当てはまるものすべてにチェックをしてください。
- 緊張しやすい
- 人に気を遣いすぎる
- 人からどう思われるかが気になる
- 他人と気楽に付き合うことが苦手だ
- 他人の言動にイライラすることが多い
- 他人を心配したり、他人の問題に関わりすぎてしまうことがある
- 他人の言葉に振り回されやすい
- 問題が起きると、自分が悪いと考えてしまう
- 人に嫌われることを過度に恐れてしまう
- ひどい相手でもなぜか関わってしまう。うまく離れられない
- つらい環境や嫌なことから逃げてはいけない、と考えている
- 過去の嫌な出来事がしばしば思い出される
- 過去の出来事に関連して恥や罪悪感、自責の念を感じることがある
- 他人の感情に恐れを感じる。落ち着いて対応できない
- 人との関わりを避けがち
- 人が怖い、と感じる
- 人と関わるととても疲れる
- 不安を感じることが多い
- うつっぽさや気分の落ち込みを感じることがある
- イライラ、怒りを感じることが多い
- 将来に不安や焦りを感じる。このままでいいと思えない
- 責任を負わされることに恐れを感じる
- 外出が億劫、外出を避けがち
- 仕事において経験やスキルが積みあがる感じがしない
- 仕事の全体像や要点がうまくつかめない
- 整理整頓や片付けがうまくできない
- 仕事などでミスが多い
- 落ち着いてコツコツと成果を上げることができない
- 自分がしたいことが何か、好きなことが何かがよくわからない
- 自分の感情がよくわからない
- 自分の感情をうまく表現することができない
- 自分に自信がない
- 自分には価値がない、と感じる
- 自分を責める気持ちが強い
- 自分はおかしい、ダメな人間だと感じることがある
- 同世代に比べて自分は未熟、幼く感じる
- 自分を少し離れてたところから見ている感覚がある
- 自分と世界との間に薄い膜を感じることがある
- 世の中や人生に虚しさを感じることがある
- 物事が積みあがっていくことを信頼できない(不意に壊れてしまうと感じる)
- 自分は何をしてもうまくいかないと感じる
- のんびりすることができない
- 頭や身体がソワソワしてどこか落ち着かないことがある
- 寝つきが悪い、眠りが浅い
- 人混みや騒がしいところが苦手だ
- 視界にいろいろなモノが入ると集中できない
- 動悸、息苦しさ、不安などパニックに襲われることがある
- 頭痛、腰痛など原因がよくわからない身体の痛みや不調がある
- 自傷行為(リストカット、抜毛、殴打など)を行ったことがある
- アルコール、ギャンブル、買い物、仕事、過食、恋愛など依存傾向がある
B. あなたのこれまでの人生での出来事、経験についてお伺いいたします。
子ども時代を中心に、あなたがこれまでに体験、経験したもので、当てはまるものすべてにチェックをしてください。
- 家族間の不和、不仲により、緊張や不安を感じることが多かった
- 家族の暴言や暴力を目撃することが多かった
- 親や家族が気まぐれで感情的な言動が多かった
- 親や家族が世間体を過度に気にしていた
- 親や家族は、他者への汚言、悪口を頻繁に口にしていた
- 親や家族から蔑ろにされることが多かった
- 親や家族が過度に成果主義的な基準で自分を評価していた
- 親や家族が自分に偏った考え、価値観を押し付けてきていた
- 親や家族は、子どもの自分に対して無関心で関与が少なかった
- 母親などの養育者が安定して自分に関わることが難しかった
- 親の自分への態度は適切さ、一貫性を欠いていた
- 親や家族は自分に対して否定的な言動が多かった
- 親や家族は自分に対して不安やストレスを与える言動が多かった
- 親(養育者)は親の役割を十分に果たすことができていなかった
- その他、家庭内でストレスを感じることが多かった
- 子どもの頃や幼少期の記憶が薄い。あまり思い出せない
- 学校やクラス、塾などでいじめを受けたことがある
- 会社などでモラルハラスメントやパワーハラスメントを受けたことがある
- 友人、知人などからモラルハラスメントを受けたことがある
- パートナー、配偶者などからモラルハラスメントを受けたことがある
- パートナー、配偶者などからDVを受けたことがある
- 入院、手術など医療を受ける中で強い、あるいは長く続くストレスを経験したことがある
- 性的な言動、ハラスメントを受けたり、性的な行為を強いられたことがある
- 上記以外で、長く不安やストレスを感じて生活した経験がある
- 上記以外で、精神的、身体的に極度のストレスを感じた経験がある
結果の見方
「A. (現在の状況、状態)」について1箇所以上チェックがつくことが必要です。
※スペースの都合上、状況、状態は主要なもののみを挙げています。掲載している項目以外でもトラウマに関連する不調が生じている場合あります。
そのうえで、「B. (出来事、体験、経験)」についても、1箇所以上チェックがつくことが必要です。
(ただし、記憶を抑圧している場合もあるため、Bでチェックがつかない場合でも、Aでチェックが多い場合は、一度トラウマの影響を疑ってみる必要はあります。)
チェックの数は、多いほうが深刻さは高いと考えられます。いくつ以上という基準は今回はあえて設けていません。
知ることから、すべてが始まる
深い生きづらさを抱えている人ほど、
最初から「つらい」「しんどい」「生きづらい」といった言葉で、自分の状態を認識しているわけではありません。
むしろ多くの場合、
自分の内側で起きていることを適切に表現する“言語”をまだ持っていない状態にあります。
心理学的に言えば、これは「感情のラベリング」や、「アレキシサイミア」とも関係する領域です。
たとえば、リンゴも
「これはリンゴだよ」と教えてもらってはじめて、“丸くて甘い果物”として世界に存在することを認識できます。
生きづらさも同じで、誰かが言語化してくれた概念や説明に触れることで、 はじめて「これが自分の状態だったんだ」と理解できる。
だからこそ。
このチェックリストが、言葉にならない息苦しさに光を当てるきっかけになればいいな、と思って紹介しました。
誰かを悪者にするための分析ではなく、
より生き生きと、自分の人生を歩めるようになること。
このチェックリストに辿り着いたあなたが、
自分自身をちょっと違う視点から理解し、少しでも生きやすくなりますように。
そして、自分の物語を取り戻す一歩になりますように。