HSP・エンパスの働きづらさを、発達性トラウマの視点から読み解く

こんにちは、モモです。(@_momo.healing_)

わたしはこれまで、HSP・HSS型HSP、エンパス・逆エンパス体質の方が抱える「生きづらさ」に寄り添い、セッションや講座を通してサポートしてきました。

そのなかでも特に多いのが、仕事に関するご相談です。

わたし自身の経験も踏まえながら、「自分らしく社会の中で生きていくためには何が必要か」を、長く探求してきました。

その過程で、ひとつはっきりしたことがあります。

それは、

一般的な転職ノウハウや自己啓発のアプローチは、
HSP・HSS気質、エンパス体質の人には適合しにくい
ということ。

なぜなら、こうした方たちは感受性や共感性が非常に高く、

表面的なスキルや行動の最適化だけでは、根本的な生きづらさが解消されないからです。

HSP・HSS型HSP、エンパス気質の方が本来の力を発揮し、無理なく働き続けるためには、

  • 対人恐怖
  • 無価値感
  • 過剰適応
  • 自己不信

といった“深い層の課題”に向き合う必要があります。

実際、この部分にしっかり取り組んだ方は、 働きやすい職場を見つけたり、やりがいを感じながら働けるようになっています。

ここまでは、わたしが現場で感じてきた実感でした。

発達性トラウマによってあらわれる症状

そして今回、

「発達段階におけるトラウマ(発達性トラウマ/複雑性PTSD)が、生きづらさの基盤となる」

という視点から書かれた書籍に触れ、

これまでの実感に、理論的な裏付けが得られたことに、とても感動しました。

以下は、「発達性トラウマ」によって生じやすいとされる主な症状です。

発達性トラウマであらわれる症状

  • 過緊張
  • 過剰適応
  • 安心、安全感、基本的信頼感の欠如
  • 見捨てられる不安
  • 対人恐怖、社会恐怖
  • 他人と自然に付き合えない、一体感が得られない
  • 脳や身体の興奮、過覚醒
  • パフォーマンスの低下
  • フラッシュバック(恥の感覚、自責感など)
  • ねじれた複雑な世界観
  • 自他の区別が曖昧になる
  • 理想主義的になる
  • 暗黙のルールがわからない、他者の言葉に振り回される
  • 自信のなさ、スティグマ感
  • 自己開示できない、自分の人生が始まらない
  • 過剰な客観性、自分の価値観で判断できない
  • 時間の主権を奪われる
  • 記憶がなくなる、思い出せなくなる
  • 自分の感情がわからない、うまく表現できない
  • 離人感、現実感のなさ
  • 感覚過敏、感覚鈍麻
  • 葛藤やフラッシュバックによるパニック症状

このリストを見たとき、
これまで出会ってきたクライアントさんの顔が、次々に浮かびました。

実際、わたしのもとに来られる方の多くが、これらの特徴をいくつも併せ持っています。

参考書籍

セッションで感じる印象的なこと

セッションで特に印象的なのは、

  • 幼少期の記憶が曖昧で、思い出すことを避ける
  • 「私」を主語にして語ることが少ない

といった傾向です。

セッションでは、少しずつ 「“私”はどう感じているのか」 を言葉にしていくことで、封印されていた記憶や感情がゆっくり戻ってきます。

すると、まるで冷えた体に血が巡るように、 “体感を伴って人生が立ち上がる”瞬間が訪れます。

なぜ言語化できないのか?

本には、こんな説明がありました。

トラウマは言語野が機能低下するため、イメージはできても言語化が難しくなる。

その結果、劇的な体験を抱えた自分と、理解しない周囲との間に断絶が生まれ、 ますます「自分のことを話せない」状態になる。

発達性トラウマ 「生きづらさ」の正体 【自分を責めてしまいがちな方へ】

そして、こんな状態に陥ると書かれていました。

自分の身体はあるし、行動はしているけれど、そこに自分がない。

本当の意味で自分によって動いていないし、自分で経験していない。

そのために、何かを経験しても積みあがっている感覚がない。自分の身になる感覚がないのです。

発達性トラウマ 「生きづらさ」の正体 【自分を責めてしまいがちな方へ】

これは、わたしがこれまで見てきたHSP・HSS型HSP、エンパス気質の方に本当に多い状態です。

そして、わたし自身も昔はまったく同じでした。

以前のわたしは、

  • 何をしても積み上がっている感覚がない
  • 常に不安
  • 自分のことを話すのが怖い
  • 人が怖い

そんな状態のなかで、
不安や恐怖を振り切るように、常に全力で働き続けていました。

結果として評価はされても、長くは続かない。
限界が来て、またリセットされる。

という、負のサイクルを繰り返していました。

そこから、自己信頼を回復し、
対人関係にも向き合い、少しずつ「自分の感覚で生きる」という土台が整っていきました。

いまでは、無理のない働き方を選びながら、自分のペースで仕事ができるようになっています。

自己流で作ったワークが、理論と一致していた

これまで自己流でワークを作り、仮説と検証を繰り返してきたのですが

今回読んだ本に、わたしが実践してきたワークと同じ内容が載っていて驚きました。

「ちゃんと理にかなっていたんだ」

そう思えて、とても嬉しかったです。

具体的なやり方は、こちらの記事で紹介しています。 よかったらご覧ください。

「もっと自分らしく生きたい」
そう感じているなら、このセッションがお役に立てます。

あなたの持ち味を活かしながら、
いちばん自然体で生きられる形を、一緒に見つけていきましょう。

モモちゃんの個人セッションについて

この記事を書いた人

無理を手放して、軽やかに過ごしたいあなたへ。

心理カウンセリングを軸に、チャネリングやヒーリングを用いた個人セッションをしています。
仕事や人間関係で感じる、繊細さゆえの生きづらさは、ゆるめていくことができます。
自然体で、自分だけの花を咲かせていきましょう。