MENU

社会人歴20年で転職10回以上、この先どうしたらいいの……

ヒーラー&メッセンジャーのモモです。

いまの時代、社会人歴が長くなるにつれて、転職回数も増えるのは珍しくないけど。社会人歴20年で転職10回以上していると、さすがに周りの目が気になってくる。

40代になると、仕事探しの選択肢が30代までとガラッと変わった。自分の可能性を試す時期は終わったはずなのに、いまだに”コレ”といった仕事が見つからない。

この先どうしたらいいの……わたしに向いてる仕事ってなんだろ……

キャリアアップのために転職したはずなのに、仕事人生を振り返ると心残りが多くて、なにも成し遂げていない気がして焦る。

仕事を変えると決めたときは、「新しい道でがんばるぞ!」って意気込んでいたはずなのに、あとから思い返してみたら後悔ばかり。

こういった話は、ご相談でも多く寄せられます。

ある時期、セッションに申し込んでいただいた方に、任意で過去の職歴をすべて教えてもらったことがあります。転職回数は様々だけど、多い人だと10回以上。

もちろん、いまの状態に満足していれば、何回転職しようと全然問題ないけど。

仕事が続かなかった自分を責めていたり、自信をなくして次に進めなかったり、他人と比べて劣等感があったり。転職回数と人生の充実感が反比例している場合は、今回の記事を参考にしてほしいなと思います。

転職回数が多くても過去に努力した自分を否定しないでね

転職回数が多いことで自分を責めてしまうかもしれない。それでもいいの。「クヨクヨしないで、いまできること行動に移そう!」って無理やり前向きにならなくていいの。

だけど、過去に努力した自分は否定せず、がんばりを認めてあげてほしい。

一つひとつの仕事、全力でやったでしょ。「同じ給料もらうなら手を抜いた方が得だから」なんて思わず、経験積むために限界超えるまで挑戦したよね。

実家に帰って親の世話になって、無職で数か月間休む選択もあったかもしれない。だけど、その選択をせずに、ひとりでがむしゃらに突き進んできたかもしれない。

少しの間休職したけれど、すぐに復職して、なんとか自分にできる範囲で成果を出そうと、何度も何度もチャレンジしたかもしれない。

それ、ぜんぶ「なかったこと」にしちゃうの、がんばった自分がかわいそうだよ😢

転職回数が多くて悩んでいる人は、努力家のがんばり屋さんだから。自分を責めていることすら考えないようにして、ひたすら行動することで、心の痛みに蓋をしているのね。

仕事が続かないのは、自分の我慢が足りなかったから

前職を辞めて選んだ”やりたいこと”が成功するように、できることは全部やろう

そうやって足りない部分を埋めるように、休む間もなく動き続ける。えらい!

努力家のがんばり屋さんと言ったのは、わたしが勝手に過大評価しているわけじゃないよ。

転職10回している人は、10回面接に受かっているってこと。10社に「うちの会社で働いてほしい、あなたが必要です。」って言われたんだよ。つまり、たくさんの企業に認めてもらえる魅力がある。

そう言われても素直に喜べないなら、あなたの心はボロボロに傷ついている可能性大!!!

挫折のリベンジマッチから抜け出そう

たくさん転職した経験を糧にして、やりがいのある仕事をマイペースに続けられる自分になりたいなら、挫折のリベンジマッチから抜け出そう!

何度も転職したのに満たされない場合、心的外傷(トラウマ)が原因で、同じようなことが繰り返されている可能性があります。

モモちゃんの現場経験だと、1~2社目といった、社会人歴が浅い時期に大きく打ちのめされ、心が傷つき、その傷が修復されないまま何十年も放置されているケースが多く見られました。

本人は「そんな昔のこと、とっくに終わった」と考えているか、忘れているため「まさか、そんな些細なことが原因だと思わない」という感じ。

それでも心の奥では気持ちの整理ができてないから、環境や人を変えてリベンジしようとする。これを”挫折のリベンジマッチ”と呼びます。

挫折のリベンジマッチをしていると、本当の痛みに蓋をしたまま、心の傷を避けるような選択になりがち。だって、直視すると壊れそうなほど苦しい感情だもん。そんなもの感じたくないでしょ。だから脳が無意識に抑圧して、心のバランスが取れるように自分を守るの。

だけど、挫折のリベンジマッチという負のスパイラルから抜け出すには、本当の痛みと向き合う必要がある。

たっぷり時間を確保して過去を振り返る

負のスパイラルから抜け出して、現実をガラッと変える、おすすめのワークをご紹介します!

やり方はこちら。

  • 紙とペンを用意する
  • 過去の職歴を順番にすべて書き出す
  • すべての仕事で、選んだ理由・辞めた理由を書き出す
  • すべての仕事で、うれしかったこと・嫌だったことを書き出す
  • 書き出したものを眺めて、共通項を見つける
  • 自分の選択の基準、モチベーション、ストレスの原因を探る
モモ

「転職回数が多すぎて面倒くさい」とか言わないで、ぜんぶ書いてね!

たっぷり時間を確保して、過去の傾向を洗い出しましょう。

できれば、当時の情景が鮮明に思い出せるレベルで振り返る。思い出すのが難しければ、写真や資料を見返したり、当時の同僚に連絡取ってみたり、当時の会社の近くに行ってみたり。五感を使って意識を向ける工夫をします。

そして感じたことをノートにメモしておく。

さらに、安心できる人に当時の気持ちを打ち明けると、忘れていた記憶・感情が呼び起されて、さらに癒しが進みます。

ひとりで振り返るには限界があるから。カウンセリングやセラピーを利用してプロにサポートしてもらうのもおすすめ。もちろん、モモちゃんもお手伝いするよ。

よくがんばったね、もう大丈夫だよ

ここまで、よくがんばったね。転職回数を重ねたのは、それだけチャレンジしたってこと。

もう大丈夫だよ、自分を責めないで。あなたは幸せになる資格がある。過去の延長に未来を置かずに、いったん抱え込んだものを手放してリセットしてみない?

これまでと全然違う未来だってある。それを手にする価値がある。

諦めた夢、希望、情熱。本当は大事にしたかったでしょ?

知識やスキルを身につけるのも重要だけど、少しの時間、過去の感情を再体験して、深く感じる時間を取ってみて。当時の自分がどんな気持ちで、どんな言葉を喋っているか、確認してみて。

心の傷が癒えたとき、時計の針は動き始めるよ。

おすすめ関連記事