食べる自傷行為(過食症)を始めたきっかけ

注意

この記事では摂食障害の話をします。感情が引きずられる可能性がある方は閲覧にご注意ください。


こんにちは、モモ(momohsphss)です。

前回、摂食障害について書くと決めて準備運動をした話をしました。1日経って、今日はとても穏やかに続きを書き始めています。

なんだか……ちゃんと”思い出”になったのだと実感が湧いてくる。そんな心境です。

前回の記事過食症と私

さてさて、今回は摂食障害がはじまった頃の話をしようと思います。

過食症は”食べる自傷行為”と呼ぶ専門家もいて、私はこの表現に当てはまるなぁと感じているので、同じ言葉を使っています。

摂食障害のきっかけは個人差があり、突然はじまる人もいれば、じわじわ悪化していく人もいるそうです。

私の場合は、社会人になって一人暮らしを始めたことが症状の悪化に大きく影響しました。

って、なんかシリアスな雰囲気になっちゃうな💦

うーん、あまり暗い雰囲気にならないように、明るく面白く書けたらいいのだけど……

前回の記事も含め、このシリーズを書くときグループカウンセリングをイメージしてます。

4~5人のグループで受容的な雰囲気のなか、静かに人生について語る。

そうした場がなければ、あえて語らないような。人生に大きく影響を与えた出来事について、言葉を選びながら、ひとつずつ気持ちを確かめながら声を出す。

ナラティヴやエニアグラムのWSで体験した、あの雰囲気をイメージしながら。読者さんの胸を借りる形になりますが、お話していきますね。

摂食障害(過食症)になったきっかけ

私の過食症が悪化したのは、社会人1年目で一人暮らしを始めたときでした。とくに冬、量と頻度が急増したように思います。

適応障害になった16歳のころからウィンターブルーの傾向があり、毎年冬になるとメンタルが絶不調になり、めちゃくちゃネガティブになるタイプで。

一人暮らし&新社会人という大きな環境の変化も相まって、急激に症状の悪化が進みました。

ウィンターブルーとは

冬季うつ、季節性感情障害、落ち葉症候群とも呼ばれる。秋から冬(9月~3月)にかけて激しく気分が落ち込んで鬱になり、春から夏になると回復するのが特徴。

『症状の悪化が進んだ』と表現したのは理由があります。

一気に悪化したのは社会人になってからですが、大学生のころから”予兆”はあったんですね。

大学生のときアパレル販売員のアルバイトを始めて、先輩や他ブランドの細くて可愛い女の子に囲まれる生活を送るようになったんです。

高校生までは、ファッションやメイクにほとんど興味がなかったけど。

大学生になって「ジュエリー販売の仕事で就職したいな」と少しだけ考えて、アルバイトで練習しようと思ったんです。

で、たまたま近所のアパレル量販店がアルバイトを募集していたので。興味がなかったけど採用されたので仕事を始めた、という経緯です。

いざ低価格帯の量販店で仕事をしてみると面白さに目覚め、雑誌を毎月10冊以上買って読み込むほど、熱心に勉強するようになりました。

そして「しっかり接客するブランドに行ってみたい」という気持ちが強くなり、えびちゃんブーム全盛期のCanCamに掲載されていた某ブランドに移りました。

ところが。いざ、やってみると……量販店と違い、鏡は常に視覚に入る位置にあり、嫌でも自分の姿が映ります。

鏡を見るだけなら量販店と同じだけど。何がショックって、先輩がみんな細くてカワイイの……🥹

もちろん他ブランドの販売員も当たり前にカワイイ。休憩室でもロッカーでも、すれ違う人みんなオーラがあってキラキラしていて、細くて、洋服も可愛く着こなしている。

私は標準体重で少しポッチャリ、鏡に映る自分の姿がイヤになりました。

「見た目の評価=自己評価」という価値観に

アパレル販売員は『動くマネキン』と呼ばれ、先輩や店長から常に見た目を評価されます。(当然悪気なく、仕事上必要なフィードバックです)

店長

そのワンピ、似合うね

先輩

髪色変えたんだ!かわいい~

私のコーディネートを見たお客様に商品を購入してもらえると嬉しいので、そういった環境もあって体型に気を遣うようになりました。

さらに心理学を専攻していたので、授業で摂食障害について勉強する機会がありました。(卒論のテーマに選んだほど興味を刺激されました)

吐いて体重管理している人がいる

という話は、標準体重に劣等感を持っていた私にとって、とても魅力的に感じたのです。

標準体重なら問題ないように思いますが、販売員の先輩が

先輩

アパレル販売員の適正体重は『身長 -110㎏』だって!

先輩

標準体重では太りすぎ、モデル体重推奨らしいよ

と話しているのを聞いて危機感を持っていたものの、上手くダイエットできなかった私は「吐くだけならいいじゃん!」と思ってしまったんですよね。

なのだけど。試しに指を入れて吐き出そうとしたものの、上手く吐けませんでした。

そんな私ですが、楽に体重管理できる方法を見つけたのです!

この体重管理の方法が、その後9年に及ぶ摂食障害の『代償行為』になるとは、このとき思いもしませんでした。

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