過食症と私

注意

この記事では摂食障害の話をします。感情が引きずられる可能性がある方は閲覧にご注意ください。

こんにちは、モモ(momohsphss)です。

はじめて摂食障害の話をブログに書いたのは、2018年頃。克服する決意をしたので、奮闘記をブログに公開しました。

絶対に、だれにも言いたくなかったけど。

ブログを通して読者さんにお話することで、本当の自分を受け入れようと思って摂食障害の克服奮闘記を綴り始めました。

それから1年弱して克服したときも、「克服しました」とリアルタイムで気持ちを綴った記事を更新しました。

その後、Googleのアルゴリズムが変わり、素人が書いた病気の記事は検索結果から抹消されるようになりました。記事を書いているのに、Google検索では存在しないことになっているのです。

(大手メディアサイトが誤情報をあたかも”本物”のように見せて公開した事件があったから、しょうがないけどね)

世界のどこかで同じように悩んでいる人に「ひとりじゃないよ」というメッセージが届けばいいな、と思いながらブログを書いている私としては、その事実がとても悲しく、悔しくて。

それと同時に閲覧数(PV)が伸びることは、やっぱり嬉しいので。いろいろ考えて、当時の奮闘記はサイト移転のときに削除しました。

でもでも、やっぱり。定期的に摂食障害について書きたい衝動が沸き起こるのです。

2回目にアウトプットを試みたのは、2022年頃かな。当時のことを振り返りながら、数万字に及ぶ超大作を書き上げました。

このときチャレンジした理由は、やっぱり「いま、悩んでいる人に何かヒントになることや希望の光を届けたい」という想いが抑えられなかったからです。

さいしょに克服のプロセスを投稿していた時期に、ご相談でもチラホラ”食べること”に関する不安をお聞きすることがあったけど。

私自身、まだまだ回復の途上にいて、答えを持ち合わせていなかったので。当初は相談をお受けできず断っていました。

寛解してから3年ほど経ち、そろそろ大丈夫だろうと思い、2022年頃に再チャレンジとしてブログでアウトプットしてみたのです。

が、やっぱり盛大に揺り戻しが発生し、フラッシュバックがやってきて、私は大きく動揺しました。

コンテンツとして置いておきたい気持ちがありつつ、体がついてこなくて、2度目のチャレンジで書き上げた超大作もけっきょく削除しました。

それで今回、3度目のチャレンジをしようと決めた次第です。

今度は消さないと決めています。

どれだけ粗削りでも、あとから振り返って「いまいちだな」と思ったとしても。だれか知り合いに偶然見つかったとしても。

これが2024年12月29日のリアルな私なんだと、胸をはって表現します。(夫は私が摂食障害だったことを知っているし、このブログも読んでます)

カテゴリー“摂食障害(過食症)”も作ったので、自分でも読み返しやすいようにしています。

まずは準備運動!情報に触れて様子を見ました

まずは準備運動として、2週間ほど前から摂食障害についてググりました。情報に触れたとき、どれくらい動揺するか確かめるためです。

たまたま摂食障害(神経性食欲不振症・神経性過食症)チェック/ヘルスケアラボというセルフチェックのサイトがあったので、当時の自分を思い出しながらチェックしてみました。

結果の画面に

摂食障害です。病院に行きましょう

と表示されて、「あぁー……やっぱり私はそうだったのか」改めて事実を突きつけられました。

そんな感じでネット情報に触れたところ、少しだけフラッシュバックして衝動が出たものの、アイス2本とチョコパイ1個で済みました。

食べてしまったことを激しく責めるような罪悪感もないし、代償行為もしていません。

揺り戻しで数日間の動揺があったり、フラッシュバックで一瞬パニックになることは、もう何度も経験済みで想定していたから。

逆に「最小限に抑えられるようになったんだな」と進歩を感じる結果となりました。

つぎに本屋さんに行って、摂食障害に関連する本を立ち読みしました。

本当は購入する気満々で行ったのだけど、読んだら泣きそうになってしまい、心臓がグッと掴まれるような重たさもあって、しんどくなってしまいました。

心理学コーナーをしばらく回遊したあと、また同じ本を手に取ったけれど。購入する気持ちにならず、Amazonのリストに入れて保留にし、手ぶらでの帰宅となりました。

あなたの周りにいるのは敵ではなく味方だよ、SOSを出していいんだよ

こうして少しずつジャブを打ちながら、情報に触れたときの自分自身の反応を確かめていたのですが、日を追うごとに「やっぱり書きたい」という想いが強くなります。

伝えたい。

ただ、それだけなのですが。

とくに過食症は、食べてしまう病気なので、周りに苦しみが伝わりにくい特徴があります。

拒食症だと食べられないので、ガリガリに痩せていると周りも心配するし、あきらかに「おかしい」と見た目で状況が伝わりやすいけど。(そう思ってもらえない場合もあるけどね)

私としては、周りには問題なく見られるし、良い子で生活もできちゃうけど、内面はボロボロで苦しんでいる人が

本当は、苦しいの

と声を上げるきっかけになったらいいな。という想いが強くあります。

悩むまえに動こう

悩むのは暇だからだ

悩むのは考えていない証拠

できないと言う前にできるように努力しよう

そうやって、苦しみに蓋をして、どうにか毎日を過ごしている人へ。

つらい

苦しい

だれか助けて

ってSOSを出すきっかけになったらいいな。周りの人は、敵ではなく味方なんだよって伝えたい。

摂食障害は良い先生であり戦友

私は、摂食障害と本気で向き合ったことで、ひとりで抱え込まず、適切にSOSを出せるようになり、人に心を開く恐怖が緩み、自分に自信がもてて、生きるのが楽しくなりました。

摂食障害が成長させてくれたのです。

いまの私は、摂食障害は良い先生であり、戦友であり、相棒だと思っています。

WHOが作成した”黒い犬”の動画がまさに共感できます。

WHOの原文
日本語訳してくれた人の動画

そんなこんなで。

ついに昨日、年末滑り込みでAmazonでポチって本が届きました。半分くらい読んで、当時を思い出したけど、揺り戻しやパニックは起きていません!

むしろ当時の自分について、今までにない捉え方ができています。

水島先生の本は2年前に図書館で読んだやつ!忘れてた!

初回からとても長くなりました💦

とくに順番も内容も決めていないので、次回から思いつくままアウトプットしていきますね。

良かったらお付き合いいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

ひとりで悩んでいるあなたへ

人に相談しづらいとき
まずは本を読んで自分を客観視すると
言語化しやすくなってオススメ

モモちゃんが読んだ本はこちら

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