注意
この記事では摂食障害の話をします。感情が引きずられる可能性がある方は閲覧にご注意ください。
こんにちは、モモ(momohsphss)です。
年末から始めた摂食障害を振り返るシリーズ。お正月の連休中にできる限り更新を進めたい!
帰省や大掃除でバタバタしてますが、しっかりPC作業の時間を確保して書き上げていきます😊
前回の記事第3回は代償行為の話。
代償行為とは、過食を”なかったこと”にするために、自分自身に課したルーティンのようなものです。
代償行為の内容は人によって異なりますが、主に嘔吐や下剤、絶食、過度な運動、チューイング※などが挙げられます。
いろいろあるなかで、私の代償行為は『絶食』と『運動』でした。
- チューイングとは、噛むだけで飲み込まずに吐き出す行為
私の代償行為
うーん、、、どこから話そうかな
あ、そうそう。前回の最後に「吐いて体重管理してる人に憧れてマネしたけど失敗した」とお伝えしました。
大学生でアパレル販売員になって、見た目の評価が自己評価に直結する世界に足を踏み入れ、痩せたいと思うようになったんですね。
小学生のころから体型にコンプレックスがあって、細くてスラッとした友達に憧れていました。
高校生になるとダイエットを始める友達が増えて、話を合わせるように「私もやらなきゃ!」と思いつつ、そこまで本気にならず。
ついに大学生で強い痩せ願望を抱くようになったのです。
で、大学で摂食障害を知ったものの、教科書では軽く触れている程度だったので
- 拒食症は食べられない病気
- 過食症は食べ過ぎた後に吐く病気
という、浅い知識の先入観だけ形成されてしまい。吐いて体重管理に憧れたけど上手くできず、病気になる恐怖もあり
吐かなければいいんだ!
と、自分のルールを作ったんですね。
絶食&断食
そんな私が試して成功したのが”断食(絶食)”でした。
当時は週末プチ断食がトレンドで、あるとき丸1日食べずに野菜ジュースだけで過ごしたら、スルスルッと2kgほど体重が減ったんです。
うそー!!!すご!!!🥺✨
体重が減る快感を覚えた瞬間でした。
販売の仕事で、努力が売上で出てくる楽しさを知って。断食によって体重計の数値に出てくる快感を知り。自分の意思で数字をコントロールすることにハマったのです。
その後、社会人で一人暮らしを始めると過食の量・頻度が増えてパニックになり、絶食してコントロールしようと躍起になるのです。
- 2〜3日間お茶や水のみ
- 2週間グリーンスムージーのみ
- 許可したもの以外食べない(ほうれん草、トマト等)
こうして食べるものを制限することで、体重が許容範囲になると安心するのでした。
運動
私が執着した、もうひとつの代償行為は”運動”です。
といっても、過呼吸持ちで激しい運動には不安があるので、ウォーキングと半身浴が必須。
ウォーキングに関しては、そこまで強迫的にやっていた記憶はなく、仕事終わりや休日に時間を作って1時間ほど歩く程度。一方で、とても執着していたのが『半身浴』です。
半身浴そのものは好きで、心身ともにリラックスできるし、高校生の頃から長風呂派でした。
過食の代償行為では、1時間湯船に浸かって半身浴を「やらなければいけない」という自分ルールがあって、達成できないと不安でパニックになるほど。
スマホ、雑誌、本など持ち込んだり、キャンドルを焚いたり。とにかく決めた時間こなすことが目的になっていました。
食べた自分が許せない
食べ過ぎた後に食事の量を調節して胃を休める
運動してカロリー消費する
スキンケアの一環として湯船にゆっくり浸かる
食事、運動、美容に気を使うのは当たり前。意識の高い生活をしている。
当時の私は本気でそう思っていたし、自分のやっていることが『代償行為』なんて考えもしませんでした。
みんなやってるし、メディアでも特集されているし、まさか病気だなんて思いません。ただ、決めたことを守れない自分、食べてしまった自分が許せないだけ。
過食症は人前では普通の1人前、もしくは1人前以下の量しか食べません。人前で食べることを「恥ずかしい」と考える傾向もあるので、周りにはバレないことも多いです。
私も周りには「スイーツ好きで、食べることが好き。美容にも気を遣っている人」という印象だったと思います。
では、健全と病気の違いはどこでしょうか?
次回は過食症特有の”痩せ衝動と食事の罪悪感”についてお話しようと思います。
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